2017年9月15日（金）、大阪港駅からほど近い場所にある海岸通ギャラリーCASOにて開催されたプロ・アマを問わず参加できる日本最大級の写真展「御苗場-ONAEBA-」に、写真コースを選択している3年生14名が訪れました。

「新しい写真文化が生まれる場に」という思いで続けられてきた御苗場は、今回で19回目。
出展者たちがオリジナリティあふれる写真を発表するだけでなく、写真を撮る・観ることを生業とするプロフェッショナルがレビュアーとして参画しており、在校生にとって新たな刺激になればという思いから写友会で企画されました。

約100名に上る出展者の作品は展示方法もシンプルなものから工夫を凝らしたもの、写真集形式で閲覧できるものもあり、生徒たちはそれぞれに気になる展示に足を止めて鑑賞していました。

2時間の滞在中、プロカメラマンによるワンランクアップするためのポートレイト術に関するトークイベントにも耳を傾け、制服姿がめずらしいのかカメラマンからいじられる場面も。

短い時間のなかでどれだけのものを持ち帰れたかは計り知れませんが、他者の写真を観ることで感じるものがあったのなら嬉しい限りです。

追記：会期の最後に発表されたレビュアー賞には卒業生の高田綾夏さんが選ばれました（ゲッティイメージズ：シニア・アート・ディレクター選出）。
今回レビュアー賞を受賞した5名の作品に対する評価コメントは参加した生徒たちにもフィードバックされます。